今回取り上げた、工務店のイベント・販促企画は、工務店のモデルハウス、事務所等で行われることの多い「住宅セミナー」についてです。
参加する側からの参加の仕方、利用のポイントについて考えてみました。
●どんな住宅セミナーに参加するか
住宅セミナーといっても実際行われる内容は様々です。
大きく分けて、住宅の種類による違い、住宅ができるまでの説明、知識的なものから、ライフスタイル、家族構成などに合わせた生活の仕方と家づくりの考え方、そして、住宅を建てるにあたって知っておかなければならない、税金、法的手続き、ローンなどの資金計画と、住宅取得に関する周辺知識という3つ位になります。
工務店から案内が来たり、チラシに載っている内容を見た上で、よくわかっていないこと、あるいは関心の高い分野について参加されたらいいでしょう。ほとんどが無料ですが、一部500円前後で有料の場合もあります。無料よりも、有料の方が気楽な気持ちで参加できるかもしれません。又、主催する方も、有料なら額がいくらであろうと、それなりの準備、内容を考えなくてはなりません。したがって、中身がちゃんとしていることが多いのです。
●セミナーの内容で工務店のレベルも判断できます
ある工務店では、住宅セミナーはすべて社長が、テキストづくりから、講師、お礼状の手紙まで行っておられます。彼自身は「営業場面とはまったく別に、お客様と直接接点を持ち、お客様が住宅についてどのような考え方を持っているのかを知りたい、お聞きしたい。そして、家づくりについての私の考え方も聞いてもらいたい」から必ず自分で実施しているそうです。
ただ話を聞くだけ、というセミナーが多いですが、この社長のようにできるだけお客様と家づくりについて話をする、お客様が実際わからないこと、悩んでいることをお聞きし、一緒に考える、そんな形でセミナーを実施している工務店も多いようです。
セミナーの内容によって、その工務店のレベル、そのセミナーをどのような目的で実施しているかがわかります。
「実際に家を建てる人の情報が欲しい」というのは、工務店としては当たり前のことです。しかし、その気持ちを前面に出し、セミナーの内容はそっちのけで、参加者の建築予定ばかりを一生懸命探ろうとする所もあります。
いい工務店、人気のあるセミナーかどうかの一つのバロメーターは、そのセミナーが何回(年)位実施されているセミナーかということもチェックしてみてください。又、そのセミナーが出来合いの、メーカーなどからの資料ではなく、手作り、オリジナルな資料などどれだけ努力しているか、取り組んでいるか、ということもチェックのポイントです。
その他、「夏休み工作教室」「創業祭」「森林見学会」など、様々なイベント、見学会が企画されています。これらに参加することによって、いろいろな勉強をすると同時に、よい工務店なのかどうか判断する材料も増えます。