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熱には温度計で測れる熱(顕熱)と温度計で測れない熱(潜熱)があり、この2つを総じて全熱といいます。
潜熱というのは、例えば水が100℃を示したまま液体から気体の水蒸気に変化するように、温度変化がないまま『気体←→液体←→固体』のような相変化する熱の動きを言います。
一般的な空気環境では気温が顕熱であり、湿気が潜熱となります。つまり、全熱交換器は温度(顕熱)と湿度(潜熱)の両方を交換するのに対し、顕熱交換器は温度(顕熱)を交換しても湿度(潜熱)は交換しない、つまり潜熱の交換を行わないのです。構造的には全熱交換器の熱交換素子は透湿性の高い紙などを使用。これに対し、弊社顕熱交換器ユニットベンティエールなどでは、熱交換素子に樹脂コーティングなどで湿気を遮断した素材を使用しています。
●顕熱交換器の用途
湿気の移動がないため、排湿換気に適しています。
寒冷地などでの冬の結露対策:室温を回収しながら、室内の湿った空気を追い出し、乾いた屋外空気を取入れられ、窓などの結露が抑えられます。
浴室や温水プールの換気:室温を回収しながら、室内の湯煙を排出できるので、視界がスッキリし、窓や天井の結露も抑えられます。
低温倉庫での換気:室温を回収しながら、室内の湿気を排出できるので、穀物やイモ類の低温倉庫のエチレン換気などに適しています。
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